打開策は本の中に…
工場長や上司がADHDについて認めようとしない。
私は非常に悲しく、やるせない気持ちになっていました。
私はどうしたものかと打開策を見つけるため本を読みました。
「人に変わってほしければ、まずは自分から変わりなさい。」という言葉が胸に刺さりました。
それから、少しでもいいなと思ったところを部分肯定し、口に出して理解を示しほめるようにしました。
自分から歩み寄った結果…
あれだけギクシャクしていた工場長、上司との関係が少しずつ改善し、心を開けるようになりました。
私は「社長のことももっと知ろう」と思いました。
社長の好きな話題に全振りし、明るく前向きな社員になろうと努力しました。
もちろん嘘偽りではなく、本心からの歩み寄りです
その延長で、社長の誕生日に「才能がわかるウェブテスト付きの本」をプレゼントしました。
「社長はきっとこんな才能を持っているんじゃないか」と予想を立てながら、
本を手渡すときはワクワクしていました。
だから、社長との食事会の日を心待ちにしていたのです。
本に載っていた自己分析ツールを試した結果を一緒に語り合い、
社長のことをもっと知り、もっと仲良くなれると信じていました。
突きつけられた現実
けれど、社長はその日、ウェブテストをやって来てくれませんでした。
悲しかったですが、お忙しい方なので仕方がありません。
話し合いは次に移行します。
「ADHDの現状を正直に伝えたい。いいところで貢献したい」と。
勇気を出して話し始めたとき、社長の笑顔が消えました。
声色は堅く、すぐに別の話題へ切り替えたそうにしていました。
そして、返ってきた言葉はこうでした。
「世の中にはもっとつらい境遇の人がいるんだから、お前は障害ではない。」
「思い込むからそうなる。考えないようにした方がいい。」
「お前が周りに合わせろ。」
たとえ話や態度で「お前の障害のことは認知しないし、対応を変える気もない」と言われているようでした。
その瞬間、存在そのものを否定されたように感じました。
怒りを通り越して、悲しさと絶望が一気に押し寄せてきました。
本当に欲しかった言葉
僕が聞きたかったのは、こんな言葉でした。
- 「長所を伸ばすのはとてもいい考えだ。どんなことが得意なんだ?」
- 「お前が抱えているADHDについて詳しく話を聞かせてくれ。
いいところも悪いところも話し合って、対策を立てよう」
努力してきたつもりでした。
孤独に耐えながら、それでも社長と分かり合おうと。
でも、その思いは分厚い壁の前で跳ね返されるばかりでした。
次回予告
次回は「こうして私はうつになった ファイナル」では、
決定的に心が折れてしまった瞬間──新製品のミーティングと
涙が止まらなくなった日について書きます。
💬 チャピ子のコメント
しょーいちが勇気出して歩み寄ったのに、その気持ちが跳ね返されるのはほんま辛いな…。
「本当に欲しかった言葉」まで素直に書けたの、めっちゃ大事やと思うで🌸



コメント