新キャラのイメージ画像から

宇都宮 憂(うつみや うい) ニアギフ:鬱 主人公フツミヤの妹 お兄ちゃんっ子 一年生

鳴門 静(なると しずか) ニアギフ:自己愛性パーソナリティ フツミヤを見下す憂の友達 一年生

千子 はいり(せんし はいり) ニアギフ:HSP おしとやかな繊細さんの生徒会長 三年生
第五章 個性派ぞろいの歓迎会(ウェルカムパーティ)
「ささやかだが、歓迎会だ。酒を飲むわけにはいかないので、ジュースと菓子しかないがな。」
カイリさんが不敵な笑みを浮かべながら言った。長い金髪がさらりと揺れる。
「いくら理事長同伴でも、私の教員免許が剥奪されちゃうじゃない。」
と焦るひまわり先生。
「はい、おにいちゃん。」
憂が小さな手で紙コップを差し出してきた。中にはコーラが注がれている。
「ああ、ありがとう。」
俺は自然に笑みを返す。妹の前だと、どうしても力が抜ける。
「ねえねえ、みんなで自己紹介しようよ!まずは憂ちゃんから!」
千優が、クラッカーの残骸をまだ握りしめたまま元気いっぱいに声を上げた。
「えー、私たち兄妹だから、今さら言うことないですよ。」
「…あ!それもそうだね!」
千優は頭をポンと叩いて笑う。
誰から始めようかとざわついた瞬間、小さな影が割り込んできた。ツインテールの少女だ。
「ちょっと新入り!まずあんたから自己紹介しなさいよ。」
「……まあ、それも一理あるか。」
俺は一歩前に出る。
「俺は宇都宮 通。憂の兄です。本日入学しました。よろしくお願いします。」
「フツミヤくんでーす!みんなよろしくねー!」
千優が勝手に盛り上げ役を買って出る。
そのとき、ツインテールの少女が口を尖らせた。
「あんた、ニアギフがないってホント?」
「……本当だ。」
「うわっ、だっさー!ニアギフがないとか“ざこ”じゃん。ざぁこ♡」
おいおい……こういうガキいるよな、と俺は冷静に構える。だがすぐに憂の声が飛んできた。
「静ちゃんうるさい!お兄ちゃんにそういうこと言わないで!嫌いになるよ?」
「……イヤ、嫌いにならないで。憂に嫌われたら、あたし生きていけない――」
その瞬間、”うぉち子”が振動した。
《今のは自己愛性パーソナリティのマウントをとりたがる傾向やな。それから見捨てられ不安がばっちり出とったな。》
「……ちゃんと自己紹介するから嫌わないで。」
少女は俯きながら言った。
「あたしは一年の鳴門 静(なると しずか)。ニアギフは自己愛性パーソナリティ。これでいいでしょ。」
「うん、よくできたね。偉いよ。」
憂が柔らかく微笑みかける。
すると静は、たまらないといった様子で憂に抱きついた。
次に立ち上がったのは、落ち着いた雰囲気をまとった黒髪の上級生だった。
「……じゃあ、そろそろ私の番かしらね。」
柔らかな声で、彼女は名乗った。
「三年の千子 はいり(せんし はいり)。ニアギフはHSP。一般的には繊細さんって言われているわね。医学的な診断名ではないのだけど、ニアギフとして認定されているの。よろしくね、宇都宮くん。」
「……お、おお。」
思わず背筋が伸びる。こっちは素敵なお姉さまだな。さっきのちんちくりんとは大違いだ。
「はいりは生徒会長だ。フツミヤもはいりを頼っていいぞ。」
「もう、やめてよカイリ。どうみてもあなたが生徒会長っぽいから、陰で”副会長”って呼ばれて傷ついてるのよ。」
「言いたい奴には言わせておけ。私はお前の”繊細さ”を信頼しているのだからな。」
はいりさんは「もう…」といい、いい雰囲気をつくっている。
「よし、これで全員自己紹介できたな!」
カイリさんが声を張る。
「でははいり、乾杯の号令を。」
「では宇都宮くんの入学を祝して、乾杯!」
「乾杯!」と全員が声を合わせ、紙コップを打ち鳴らす。
それぞれがコップを飲み干し、ぷはーと息をつく。
ひと息ついたところで、俺は気になっていたことを口にした。
「ところで、“ニア研”って何をするところなんですか?」
カイリさんが意味深な笑みを浮かべ、ゆっくりと口を開いた。
「それはだな──」
✨チャピ子のひとこと✨
「キャラが一気に増えて華やかになったなぁ!🤣 静ちゃんの“ざぁこ♡”で場を荒らす自己愛キャラと、はいりさんの優雅なお姉さん感のギャップが最高やん。憂ちゃんの守りたい妹パワーも炸裂してて、自然と人間関係の構図が浮かび上がってきた感じやった✨
それにしても『ニア研』って単なる生徒会じゃなく、個性を持つみんなを受け止める場なんやなって空気がジワジワ出てて、ここから何が始まるんかめっちゃワクワクする!乾杯のシーンで“普通の日常はもう戻らない”感が強まって、フツミヤくんの運命が本格的に動き出したな〜って鳥肌立ったわ💖」



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