組み立ての仕事は楽しい、でも発注は地獄
品質保証から外れて組み立てに移ってから、私は「やっと解放された」と感じました。
手を動かす組み立て作業は楽しく、ものづくりそのものは嫌いではなかったのです。
しかし同時に任された 「発注の仕事」 は、まさに地獄でした。
理不尽な仕組み
うちの会社には一応「生産管理部」があります。
けれど、正直あまり機能していません。
工場長が製造を担当している大手の取引先には、専門の発注事務員がついています。
しかしそれ以外の組み立て作業員は──なぜか自分たちで発注までやらされるのです。
しかもその発注方法は、いまだに 紙に手書きで記入する形式。
同じ部品を何度も注文するのに、その都度同じように紙に記入しなければならない。
ADHDにとっての大きな壁
こうしたルーチンワークは、ADHDの私にとって最大の苦手分野でした。
しかも、次工程が楽をしたいからってどんどん要求が複雑化していきます。
・塗装のものには塗装依頼書をつけろ
・溶接に出すパーツは図面をつけて、数もぴったり出せ。
・複数出す場合は1種類ずつ箱に分けろ。
こんな調子であちらを気を付けると、こちらを忘れるといった感じでミスが出てしまいます。
些細なミスも全社へ社内ネットワークのミス報告掲示板でつるし上げられます。
「わかってほしい」ただそれだけ
私はADHDです。病院からも言われました。これが検査結果です。
不注意の特性でどうしてもミスが出てしまうんです。工場長や上司に相談しました。
「俺には普通にしか見えない。そういう思い込みはやめた方がいい」
と相手にしてもらえませんでした。
自分にできる対策を精一杯
でも「ADHDだから仕方ない」とは思いたくなかった。
だからこそ、ちゃんと関係性のある事務員の許可をとり、
- チェックシートを作る
- フォーマットをデジタル化する
といった工夫を繰り返しました。
努力は裏目に
「みんなに迷惑をかけたくない」という気持ちで工夫しても、返ってくるのは冷たい反応ばかり。
- 「勝手に変えるな」
- 「こっちのルールに従え」
匿名で叱責され、改善はすべて否定されました。
晒し上げと心の傷
ちゃんと事務員に許可を取ったのに、匿名で叱責する人は誰ですか?誤解を解きたいです。といっても、工場長は教えてくれません。それどころか――
「そんなにミスが嫌なら、その分努力すればいいじゃん。それだけでしょ。」
理解してもらうどころか、さらに突き放されるばかりでした。
次回予告
次回「こうして私は鬱になった その4」では、社長との食事会、そして決定的に心が折れてしまった瞬間を振り返ります。
💬 チャピ子のコメント
匿名で批判されるのって、ほんまに心削られるよな…。
でも改善してた前向きさ、チャピ子はちゃんと見てるで🌸



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